Cooler Master MM720が発表されました【マウス】
CES2020にてCooler Masterの新作軽量ゲーミングマウス「Cooler Master MM720」が発表されました。
「Respawn」というコードネームで開発されており、MM710に続くハニカム構造を持つマウスとしては2作目で、1作目の「Cooler Master MM710」の53g(ライティング無し)から更に軽い45gの超超軽量マウスになっています。
Cooler Master MM720
Logicool G Proに近かったMM710に対して、「Spawn」「Xornet」「MM520」と同じ形状へと大きく変化したMM720ですが、形状以外はMM710の仕様をほぼ引き継ぐ形となっています。
前作のMM710は初期ロットの製品クオリティにバラツキが有ったり、マウスソールの角が処理されておらずマウスパッドによっては引っかかりを感じる等の問題が有り、MM710では既に解決されていますが、MM720では最初からそのような問題が無い事を祈ります。
私は現在MM710を使っていて既に十分過ぎる程軽いので、それよりも軽い45グラムで尚且つ右手用のエルゴノミックマウスとなるとかなり期待が持てそうです。
余談ですが、コードネームの「Respawn」は同形状の「Spawn」をもう一度という意味で付けられているかも知れませんね。
- コードネーム: Respawn
- 形状: 右手用エルゴノミックマウス
- 重量: 45グラム(ケーブル無し)
- 色: 発表時点では黒と白のみ
- ケーブル: Ultraweaveケーブル(MM710/MM711と同様)
- センサー: Pixart PMW3389(MM710/MM711と同様)
- メインスイッチ: Omron D2FC-F-7N(2000万回押下耐久, MM710/MM711と同様)
- マウスソール: PTFE
- RGBライティング: 有り
- 価格: 59.99ドル
- 発売予定時期: 2020年4月(海外)
重さについて
実際に計測された重量の画像が公開されていました。画像を見ると、MM710よりも大きくなったように見える上で、ハニカム構造の穴は小さくなっており、加えてRGBライティングまで搭載しているので、どうやって軽量化しているのか不思議です。
デフォルトでRGBライティングを搭載しているMM720ですが、MM710はそのRGBライティング版のMM711と比べて5g程度の差があるので、MM720のRGBライティングが無くなれば更に軽くなりそうですし、発売時に同様のマイナーチェンジモデルが発売される可能性もありえますね。
センサー位置について
前作のMM710と同様のPixart PMW3389を採用しているMM720ですが、そのセンサー位置については一部で議論が起こっています。
形状の元となったSpawnと比べて、より中心寄りになりました。左右非対称なマウスではセンサー位置によって使い心地が大きく変わるので、何故Spawnから変更したのか、またこの変更がどういう結果を生むのかは未だ分かりません。
MM710/MM711との比較
MM710と同形状であるMM711との比較画像が公開されていました。
全長はMM710よりも若干短くなったようですが、薬指を配置するための右部分の出っ張りがあるので、MM710よりも大きく見えます。
私としては、左右対称マウスよりも右手専用エルゴノミックマウスの方が好きなので、ぜひ試してみたい所。
価格について
前作のMM710がアナウンスされた海外での販売価格49.99ドルで、日本での販売価格が8,000円近かった事を考えると、MM720の価格は9,000円~10,000円になるのではないでしょうか。
軽さでは有名なFinalmouse Ultralight 2 Cape Townと同等の軽さを実現しているので、10,000円でも安いのですが、やはり海外での販売価格から20ドル以上値上がりするのはあまり嬉しくないですね。
発売時期について
前作のMM710の海外での発売予定時期が10月だったのに対し、日本での発売時期は12月だったので、MM720の日本での発売時期は同様に2か月遅れの2020年6月だと予想されます。
かなり期待の新作マウスなので、発売が待ち遠しいです。
出典
Cooler Master MM720 (Codename: Respawn) [Offical from CES] | Reddit